2009年6月17日水曜日

Linux:LIVE CDをUSB起動としたい。

0.一応、以下のディストリビューションでの起動を確認している。

  KNOPPIX
  ubuntu

1.メリット・デメリット

(1)メリット
   ・起動時間がCD/DVDと比較して、早い。
   ・難易度が高くない。

(2)デメリット
   LIVE CDを単純にUSB化しているだけなのでUSBメモリなのにROでマウントしてしまうので、
   Linux上で編集した結果をUSBメモリ内に残せない。

   ※但し、解決可能な問題。


2.用意するもの

  ・USBメモリ(OS分として800MB程度の空き容量が有ればよいだろう)

  ・LIVE CDのISOイメージ(LIVE CDそのものでもよい)

  ・DaemonTools
   http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se460083.html

   CDそのものがあれば要りません。

  ・syslinux
   http://syslinux.zytor.com/wiki/index.php/The_Syslinux_Project

  ・USBメモリで起動可能なPC
   古いPCはUSBのFDドライブしか対応していない場合がある。
   その場合はここに書かれている方法は諦めて欲しい。
   


3.作り方

  (1)USBメモリをFAT32でフォーマット
     説明は割愛する。


  (2)ISOイメージのマウント
     CDを用意した人はCDをドライブに入れて、(2)は読み飛ばしてください。

     DeemonToolsをインストールし、ISOイメージをマウントする。


  (3)syslinuxの解凍
     デスクトップなど、適当な場所にZIPファイルを解凍する。


  (4)必要なファイルのコピー
     CDもしくはマウントイメージのトップにあるファイルのうち、
     ディレクトリに格納されたファイルをディレクトリごとUSBメモリにコピーする。


  (5)USBをブート可能にする
     a.コマンドプロンプトから以下のようなコマンドを実行する。
       引数末尾のe:はUSBメモリのドライブレターを示している。
       適当な値に変更すること。
  
       \syslinux\win32\syslinux.exe -ma e:

     b.(4)にてコピーしたファイルのうち、以下のファイルをリネーム
     
       isolinuxディレクトリ -> syslinux

       isolinux.cfg -> syslinux.cfg

     c.syslinux.cfgの編集

       syslinux.cfgをnotepadで開き、isolinux.cfgと記述されている部分をsyslinux.cfg
       と置換する。


  (6)USBをPCに挿して電源ON
     電源ON直後に、BootデバイスについてUSBを選択する。
     (ThinkPad X40ではそうだった)
     少し待つと、boot: というプロンプトが出るのでまずはenterキーを押して欲しい。
     たぶん、GNOME、KDEなり、ログインプロンプトなり、RUNレベルに応じた、なにかが表示
     されるはず。

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