0.一応、以下のディストリビューションでの起動を確認している。
KNOPPIX
ubuntu
1.メリット・デメリット
(1)メリット
・起動時間がCD/DVDと比較して、早い。
・難易度が高くない。
(2)デメリット
LIVE CDを単純にUSB化しているだけなのでUSBメモリなのにROでマウントしてしまうので、
Linux上で編集した結果をUSBメモリ内に残せない。
※但し、解決可能な問題。
2.用意するもの
・USBメモリ(OS分として800MB程度の空き容量が有ればよいだろう)
・LIVE CDのISOイメージ(LIVE CDそのものでもよい)
・DaemonTools
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se460083.html
CDそのものがあれば要りません。
・syslinux
http://syslinux.zytor.com/wiki/index.php/The_Syslinux_Project
・USBメモリで起動可能なPC
古いPCはUSBのFDドライブしか対応していない場合がある。
その場合はここに書かれている方法は諦めて欲しい。
3.作り方
(1)USBメモリをFAT32でフォーマット
説明は割愛する。
(2)ISOイメージのマウント
CDを用意した人はCDをドライブに入れて、(2)は読み飛ばしてください。
DeemonToolsをインストールし、ISOイメージをマウントする。
(3)syslinuxの解凍
デスクトップなど、適当な場所にZIPファイルを解凍する。
(4)必要なファイルのコピー
CDもしくはマウントイメージのトップにあるファイルのうち、
ディレクトリに格納されたファイルをディレクトリごとUSBメモリにコピーする。
(5)USBをブート可能にする
a.コマンドプロンプトから以下のようなコマンドを実行する。
引数末尾のe:はUSBメモリのドライブレターを示している。
適当な値に変更すること。
\syslinux\win32\syslinux.exe -ma e:
b.(4)にてコピーしたファイルのうち、以下のファイルをリネーム
isolinuxディレクトリ -> syslinux
isolinux.cfg -> syslinux.cfg
c.syslinux.cfgの編集
syslinux.cfgをnotepadで開き、isolinux.cfgと記述されている部分をsyslinux.cfg
と置換する。
(6)USBをPCに挿して電源ON
電源ON直後に、BootデバイスについてUSBを選択する。
(ThinkPad X40ではそうだった)
少し待つと、boot: というプロンプトが出るのでまずはenterキーを押して欲しい。
たぶん、GNOME、KDEなり、ログインプロンプトなり、RUNレベルに応じた、なにかが表示
されるはず。
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