2009年10月13日火曜日

Oracle:Oracle9iとOracle10g expの共存について(メモ)

1.前提条件

・このメモに記載した情報はWindows上で確認したものである。
・Oracle9iがインストールされているサーバに、Oracle10gを追加でインストールする。
・Oracle9iとOracle10gのインストールディレクトリは違うものとする。

2.共存の方法

Oracle10gをインストールし再起動後、imp、exp、sqlplusなどを実行すると、バージョン10のものが起動し、9iのDBに接続したいが、エラーとなる現象が発生する。
これは環境変数pathにインストール時に追加した、10gのパスが優先となるためである。
これを回避する方法としては、DBへ接続するときに使用する環境変数をスイッチする方法をとる。

(1)10gインストール時、使用するTCPポート番号を、9iと違うものにする

(2)環境変数の設定を追加
 以下のような環境変数を追加する。
 ※値は例である。

 変数名:ora10gbin
 値:C:\oracle\app\product\bin
 
 変数名:ora9bin
 値:d:\oracle\9.2.0\product\bin

(3)10gのDBにSQLPLUSで接続したいときのコマンド
  %ora10gbin%\sqlplus username/password

(4)9iのDBにSQLPLUSで接続したいときのコマンド
  %ora9ibin%\sqlplus username/password

imp、expコマンドのときも同様。

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